2017年10月25日
愛媛県松山へ旅行に行きました。

旅行1週間前まで台風21号の影響が心配され、利用者のなかにも「台風大丈夫かのう?」と不安の声もありましたが、1年間待ちに待った思いが天に通じたかのように、前日には台風が去り、予定通り10/24の朝から利用者21名、保護者5名、職員9名、合計35名で松山方面12日の旅行へ出かけました。バスに乗車して2時間ぐらいしたところで、最初の観光地として、しまなみ海道で有数のスポットである愛媛県大三島町の大山祇神社に立ち寄り、参加者全員で敷地内を散策・参拝しました。集合写真もバッチリと撮影したあと、近くのせとうち茶屋で昼食。たいごはんをはじめ、瀬戸内海の幸をふんだんに使った御膳がもてなされ、利用者から「うまいのお!」と声が上がっていました。昼食後、再びバスへ乗車して1日目の宿のある松山市の道後温泉に向けて出発し、15時前に無事到着しました。夕食・宴会まで時間があったため、参加者各自で道後の街中へ出かけたり、温泉に入ったり、お土産を購入したりと思い思いの時間を過ごしました。そしていよいよ1日目の大イベントである、夕食・宴会の時間!!豪華な食事とお酒、新人職員による余興、そして利用者・保護者によるカラオケ大会が行われ、熱唱に次ぐ熱唱!参加者全員大盛り上がりで1日目が終了しました。

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2日目、道後温泉の朝は雲ひとつ無い秋晴れを用意してくれていました。参加者全員すがすがしい気持ちで道後温泉を後にして、タオルの生産量日本一の今治市にあるタオル美術館へ向かいました。美術館には、タオルの製造工程に使われる機械や日本の画家がデザインしたタオルの作品集などが展示してあり、とても見応えのある場所でした。この後この旅行最後の観光地であるアサヒビール四国工場へ行き、広い工場内を見学した後にご褒美が待っていました。出来立てビールの試飲です。いっぱい歩き回ってのどが乾いていたころだったため、格別の味わいだったでしょう!そしてそのまま工場内のレストランへ移動して昼食のジンギスカン鍋を囲み、旅行最後の食事を堪能しました。食事後、お土産と思い出をバスに詰め込み、帰路につきました。

西の池学園に入職して半年が経ち、この度初めての利用者旅行への参加だったのですが、業務といえども利用者と寝食を共に楽しく過ごさせて頂いたことで、少なからずこれまで以上に心が通い合えたのではないかと思っております。旅行後に数名の利用者に「また一緒に旅行に行こうや!」と言われたことも嬉しい出来事でした。これからも利用者の懐に入り込んで、支援員として良い関係を構築したいと考えます。

 

支援員 結城清志郎