2022年3月9日
手作りしました

夕凪では余暇の時間、子どもたち一人ひとりが余暇活動を選んで過ごします。

ある日、Aさんは余暇の時間に「オセロがしたい」と職員に伝えてくれましたが、夕凪にはオセロがありませんでした。

そこで、「ないのなら作ってみよう!」とAさんはオセロを手作りすることにしました。

 

まずは、何を使用しどう作っていくのか、職員と相談をしながら決めていきました。

オセロ盤は、段ボールに緑の画用紙を貼り、定規で等間隔に線を引いてマスを作ることに。

オセロの駒は、段ボールに白・黒の画用紙を貼ってから、10円玉で型を取り、丸く切っていくことにしました。

 

等間隔に線を引くには何センチずつ線を引いたらいいだろうか…

ハサミとカッターナイフ、どっちの方が綺麗に切れるだろうか…

 

職員にアドバイスをもらいながら試行錯誤をし、その日のうちに手作りオセロを完成させることができました!

手作りならではの暖かみがあり、とても素敵なオセロです。

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完成すると、さっそく職員と一緒にオセロを楽しみました。

自分の手作りしたもので実際に遊ぶことができ、Aさんはとても嬉しそうでした。

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今回Aさんがとても丁寧作ってくれた手作りオセロは、Aさんだけでなくほかの子どもたちも楽しむことのできる夕凪の貴重な余暇物品のひとつになりました。

道具がなかったら諦めるのではなく、作ればいいじゃないというAさんの発想力には驚かされました。達成感を感じ嬉しそうなAさんの姿を見た私たちもとても嬉しかったです。

今後も子どもたちがやってみたいと思うことを実現することができるよう、職員も試行錯誤しながらサポートしていこうと改めて感じた出来事となりました。

 

放課後等デイサービス夕凪

保育士 谷本 遥