世代や環境によって求めるニーズに積極的に応えるため、共に考え、共に輝き、共に飛躍する姿勢を貫き、互いに尊重し繁栄することを目指します。
知識や経験を積む中で、感性、思いやり、優しさを育み、共感する心と深く思考し深く見る目を養うよう最善を尽くします。さらに人権意識を磨き互いの自己実現を目指して高い志で臨みます。
地域の発展と共生社会の実現に寄与することを惜しまず、積極的に行動を起こし社会福祉法人として存在する意義を高めます。
専門職であることを自覚し、仕事に自分を生かすための知識・技術の習得と倫理観を高めることに努め、常に研鑽を重ねます。
新型コロナウイルス感染症の扱いが5類に移行して1年が経過しました。感染は続いていますが、生活は感染拡大以前の状態に戻りつつあります。冬季に続いた季節性インフルエンザ感染も収束に向かい、さまざまな活動が活発化しています。経済や社会全体の正常化が加速する中、燃料費や食品を中心とした物価高騰、人材の獲得難といった課題が山積みですが、持続可能な成長を実現するため、こうした課題に継続的に対処することが求められます。コロナ禍中に変化した消費ニーズや社会の構造的な変化に広く目を向け、中長期的な視点で課題解決に取り組んでいきたいと考えています。
今年度は、「平成会第Ⅱ期中期経営計画」の実施2年目を迎えます。具体的な目標の一つとして掲げる“発達障害支援体制の強化”においては、「多機能型療育サポートかぽの」を開設したこともあって、職員の意識向上に繋がり周囲の評価も良い方に向かっています。職員と地域が共に成長する契機と捉え、次の事業展開に繋がることを目指したいと思います。
法人の成長に不可欠な優秀な人材の確保と育成についても、外部ノウハウの活用或いは計画的な職員研修と採用活動に取り組み、成果を上げています。4月には院生を含め新卒者7名を迎えることができました。業界全般に遅れが指摘されているデジタル化の底上げにも積極的に挑戦しています。 変化する環境の中で、効率的な法人運営と持続可能なビジネスモデルの促進、更に地域コミュニティの強化といったことを目指し、若い力と積み上げた経験値がバランスよく混ざり合ったチーム力で、新年度に向け、引き続き積極的に取り組みたいものです。
2024年3月29日