相談支援センターこだま相談支援専門員
犬飼 淳史さん
県立広島大学卒 2014年入職
幼少期に児童養護施設で生活している子どもたちと関わる機会がありました。大学では児童に関する勉強や実習を行う中で、障がいを持つ方、そのご家族と直接触れ合う機会があり、障がい者への支援がまだまだ行き届いていないと感じました。そこで、障がいを持つ方の幼少期から高齢期までの支援について広く携わりたいと考えました。
また、料理が趣味で、魚釣りや山菜取りなどを楽しんでいた経緯もあり、利用者さんに提供する食に対しても思い入れがあります。
就職活動を始めたばかりの頃に、たまたまゼミの先生から施設見学の案内をいただきました。最初はお試し程度と考えていましたが、正職員だけでなく準正規職員やパートタイムの方なども中心となって、皆さん生き生きと利用者さん主体の支援を行っている様子に感銘を受けました。
また、幼少期から大人、障がいの程度に合わせて様々なサービスが提供されていて、私自身が取り組みたいと考えていたことと共通点が多かったところに魅力を感じました。
2014年4月にデイセンターこだまに入職後、12月に西の池学園へ移動しました。3年経験を積んだ後、2017年10月に再びデイセンターこだまへ。その後は宮領デイセンターと相談支援センターこだまの兼務を経て、2024年4月より相談支援センターこだま専任で勤務しています。
平成会は東広島市には3つの拠点があるのですが、それぞれが近いために異動があっても生活に負担なく働くことが出来ます。キャリアを積んでいく上でも不安は少ないので、安心してキャリアアップに臨むことができます。
相談業務では、当事者の方およびご家族の悩みや相談をお聞きし、福祉サービスなどの調整や手続きを行います。本人の状況やご希望に合わせて様々な形で支援させていただいています。ご本人の人生にダイレクトに関わっていく仕事でもある為、とても責任の大きい仕事ではありますがその分やりがいを感じられる仕事でもあります。
発達障がいの方への支援は、例えば今日頑張ったからといって、明日結果が出るとは限りません。ですが1年、2年を振り返ってみると、思いが伝えられるようになっているなど、できることが増えているのです。
知識や技術の面では、利用者さんだけでなく、職員自身もスキルアップしています。お互いに成長を感じることができるところにやりがいを感じています。
常にいろいろなことに疑いを持つことです。自分の思いを上手に伝えられない方に対して支援を行う際、職員が気持ちを代弁するべき場面もあります。利用者さんにとって最善の選択をすべきですが、どうしても職員の今までの生活に基づいた価値観に左右される部分が出てきます。
今行っている支援がダメということではありませんが、常に「本当にこれが一番の支援なのか? 」「ほかにも適したやり方があるのでは? 」と疑うことが大切だと考えています。
実際に言われるまであまり実感はなかったのですが、利用者さんやご家族からの「ありがとう」「頼りにしてます」といったお褒めの言葉は本当にうれしいものです。こうした働く喜びを実感できる場をつくっていきたいと考えています。
そのために障がいという枠を飛び越えて地域全体が楽しめたり、職員も自分の趣味やスキルを生かし、周囲を巻き込んで盛り上がっていきたいと思います。
職員の中でもいろいろな立場がありますが、立場にかかわらずみんなが「どうしたらこの人が豊かな生活がおくれるか」という思いで日々取り組んでいます。
こうした思いを共有する場として行っているのが「毎日ミーティング」。文字通り、利用者さんをお見送りしたあとで職員が集まり、毎日意見交換をしています。若い職員も活発に意見を出しているので、自然と活気にあふれた職場になっています。
西の池学園生活支援員
桂木 悦史さん
宮領デイセンター生活支援員
林 康介さん
宮領ワークセンター生活支援員 兼 管理栄養士
川﨑 穂果さん
多機能型事業所あさひ就労支援員
菅 拓哉さん
あおぞら保育園園⾧
平賀 真弓さん
多機能型事業所あさひ相談支援専門員 兼 生活支援員
向谷 真由美さん
多機能型療育サポート児童発達管理責任者
早坂 駿平さん
多機能型療育サポート管理者 兼 児童発達管理責任者
瀧岡 哲さん
宮領ワークセンター管理者 兼 サービス管理責任者
内田 亘さん
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