先輩インタビュー

01この仕事を志望した理由

大学卒業後、介護老人保健施設で社会福祉士として勤務。その後、結婚・出産のため退職し育児に専念していましたが、同期の頑張っている姿をみてもう一度福祉の現場へ復帰しました。ですがその後、育児との両立が難しくなり最終的には退職しました。

しかし改めて人と関わりたい、自分の資格を生かしたいという気持ちは強くなるばかりで、そんなとき、自宅近くに平成会のグループホームができ「これは運命！チャンス！」と思い、ホームページをチェック。アットホームな雰囲気にひかれ気が付けば「働きたいです！」と電話をしていました。

02就業についての不安

働きたいという意欲はありましたが育児との両立に不安があったので、現在の理事長に相談したところ、総務職としてとても温かく迎えてくださいました。その後、現場勤務への憧れを持ったまま1年が過ぎたころ、重度の知的障がい、自閉症、強度行動障がいの利用者さんが多い通所施設である宮領デイセンターが新設、立ち上げのスタッフとして異動しました。

支援体制を職員全員でつくり上げていくなど初めて体験することばかりでしたが、とても充実した時間を過ごすことができました。

03現在のお仕事について

現在は、多機能型事業所あさひで相談支援専門員として、月に8～14件の相談に対応しています。また、相談業務以外にも生活支援員として利用者さんの日常生活を支援しています。

対応の仕方は正解が一つではありません。だから今日の判断が良かったのか迷うことはしばしばあります。そんなときは同僚や上司に話を聞いて自分自身を省みるようにしています。

04思い出に残っている出来事

利用者さんが心身不調で、支援していても心がギューッと苦しくなる日々が続いていました。それでもなんとかしたいと支援を続けていたある日「向谷さんがいるから大丈夫だよ！」「皆さんがいたから前を向いて過ごせてます」との言葉をいただき、とても救われました。

一人でできることには限界がありますが、平成会はチームで考えて答えを出していくスタイルです。利用者さんの笑顔を見ながら、自分自身も成長できる環境がここにはあると思います。

05常に心がけていること

職員、利用者さん、ご家族でそれぞれ価値観も異なります。そのため、自分の経験や人生観で物事をはからず、しっかり気持ちに寄り添えるようにしています。職員は利用者さんが自分の力で歩んでいけるよう支えることが役目です。

そして一番大切にしていることは、利用者さんの日常・人生に係らせていただくということに感謝する気持ちを忘れないということです。

06資格取得について

資格は私にとって財産です。気になる資格があるなら積極的にチャレンジするべきだと思います。私は介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士を持っています。支援をする上での根拠にもなりますし、自信を持ってアドバイスすることもできるので、頑張って取得して良かったです！

平成会には資格取得に向けた支援もあるので、上手に活用してみるものいいと思います。取得することは簡単ではありませんが、継続することで必ず力になっていきます。

07これからの目標について

自分自身に余裕を持ち、笑顔を忘れずに何事にも丁寧に関わる姿勢です。「この人に会えて良かった」と少しでも感じてもらえるように気持ちのよい対応を心がけています。

現在は育児も少し落ち着き、今は自分のために働こうという気持ちのゆとりがうまれています。大学時代からしたかった相談支援の仕事はもちろん、どんな場面でも利用者さんやご家族に寄り添える仕事を続けていきたいです。

08平成会についてアピール

平成会はその人その人に寄り添うことができ、特性に基づいて根拠ある支援を提供できる法人です。また自社製品の開発や地域のニーズに寄り添いながら、地域と共に共生できるあたたかい法人です。事業もまだまだ拡大しているため、たくさんの方の力が必要になります。人の支えになりたい、人と直接関わる仕事がしたいという思いを持っている皆さんと一緒に働ける日が楽しみです。