2025年5月3日
あおぞらぱん屋さんについて

 平成15年、あおぞらぱん屋さんは小さな作業場からスタートしました。当初は店舗を構えることができませんでしたが、皆様の温かい応援のおかげで、平成21年に白市に念願の店舗をオープンすることができました。そして5年前にあおぞらぱん屋さん宮領本店を出店することができました。現在では宮領本店、白市店、あおぞらカフェ(東広島市役所内)の3店舗で地域の皆様に美味しいパンをお届けしています。
 店舗販売だけではなく、保育園や幼稚園・会社など、15か所以上の場所でも販売をさせていただいています。
 

毎日60種類以上、1日1,000個以上のパンを一つひとつ丁寧に、心を込めて製造しています。
  中でも一番人気のパンは、しっとりとした口どけが自慢の「絹生食パン」です。広島市内や尾道からも、この食パンを求めて足を運んでくださるお客様がいらっしゃることは私たちにとって何よりの喜びです。
 
 
 あおぞらぱん屋さんは就労支援施設としての役割を担っており、現在15名の利用者がそれぞれの力を活かして仕事をしています。私たちは、利用者の方が安心して働けるよう、そして「働きたい」という思いに寄り添い、様々な作業を通してやりがいや達成感を感じていただけるようサポートしています。
仕事内容も接客業務から製造など、様々な経験を積むことができる場となっています。
利用者の方からは「自分が作ったパンをお客様が喜んで買われている姿を見るととても嬉しいです」、「色々な作業が出来てとても毎日楽しいです」と、いつも私たちにとっても、嬉しい言葉をいただいています。

私たちの目指すものは、利用者の方々がパン作りや接客業務を通して、働く喜びや達成感を感じ、社会の一員として自信を持って歩んでいけるようになることです。
 5年後、10年後と営業を続けていけるよう、お客様や地域の方々との繋がりを大切にし、今以上に美味しいパン作りに励んでまいります。今後とも、あおぞらぱん屋さんをどうぞよろしくお願いいたします。
             あおぞらぱん屋さん 店長 中井隆博