今回下関旅行を計画するにあたり、利用者さんの希望に沿い、一人ひとりの状況を把握し、車いすを利用している利用者さんもおられるので、リフト付きバスを選び、えん下が難しい方の食事は、きざみ食やとろみ食などの特別食で対応してもらえるかどうか、宿泊先は段差が少なく、入浴しやすいかどうかを考慮しました。また、旅程もゆったりできる内容を考えました。旅行へ行く一週間前頃から、利用者の皆さんは、「私は水族館へ行くんじゃ！」「一緒に行こうね！」と、嬉しそうに話をされ、凄く楽しみにされていました。
一日目は、秋吉台サファリランドでバスに乗ったまま、キリンや象、ホワイトタイガーなど普段は見れない動物を見ることができて、バスの中でみなさん大興奮でした。二日目の海響館では、車いすでの移動も無理なくでき、イルカのダイナミックなショーを見学し、デジカメを持っている利用者さんは、写真を何枚も撮り、「綺麗に撮れた！！」と嬉しそうに見せてくれました。おみやげもたくさん買い、満足した様子で帰路に着きました。
一泊二日の短い旅行でしたが、利用者や保護者の皆さんにも好評で「楽しかったです。また、来年もお願いします」とのお言葉もいただき、うれしく思いました。
これからも、利用者さんが楽しめ、笑顔になれるような旅行を計画していきたいです。