平成26年10月10日に交流ホームにて平成会の各事業所を対象としたリスクマネジメントによる自主勉強会に出席しました。株式会社スキップスの樫木様を講師に「高齢者施設のリスクマネジメント」について学びました。入所施設には様々な事故・怪我があります。危険の予測ができるのに、その回避措置を怠って事故を起こすと過失として、賠償責任が問われます。介護とは「人が生活することを支援（援助）する仕事」なので、人が生活することに伴う避けられないリスクがあると学びました。私達ができることは、防ぐべき事故と防げない事故を区分し、防ぐべき事故に防止対策を講じることです。大事なのは職員が個人で防止活動に取り組むのではなく組織で取り組み、事故防止の仕組みを作ることです。そうする事で危険の予測ができ、少しでも事故を未然に防げるのではないかと思います。私は平成会に就職してまだ約半年ですが、少しずつ職場に慣れてきました。しかし、こういった余裕も事故に繋がります。緊張感を忘れず、日々の業務を行っていきたいです。

江川　信長