平成30年11月29日、30日0、12月3日の3日間、東広島消防署東分署にて｢応急手当普及員講習｣が開催されました。開催にあたり、平成会へ声をかけて頂きまして、各事業所から私を含め5名の職員が受講させて頂きました。

 今回の研修は、応急手当の技術を学ぶだけではなく、自分達が普通救命講習を進行し、指導ができ るようになるための力を養う講習でした。

 初日は、不安が先立ち、私達が事業所で指導なんて出来るのかと感じていましたが、講師の方々から優しく、丁寧に応急手当の基礎知識や指導要領を教えて頂き、あれ？自分にもできるかも？と自信に繋がって行きました。

 その中でも、特に印象深かったことは、受講者のモチベーションの向上についてです。まず、褒める。否定をしない。間違っていても、気持ち良く修正出来るような言葉掛け等を学ぶことが出来ました。

 2日目、3日目と実践を通してレクチャーのノウハウや間違いやすいポイント、円滑な講習の進め方等を学び、最終日には「応急手当普及員のたまご」として形にはなれたかなと感じています。

 今回の研修では救命処置の重要性はもちろんの事ながら、これからのキャリアを考えていく中での自分に必要な「伝え方」を学べる講習だと感じました。

 これから、このスキルを事業所に持ち帰り、平成会全体へ応急手当の仕方を普及させ、救える命を少しでも増やして行きたいと思いました。

 東広島消防署東分署の皆様、今回は貴重な学びをさせて頂きありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 宮領デイセンター　早坂駿平