11月5日～7日秋晴れの中、利用者、職員、保護者、総勢15名で沖縄旅行へ行きました。

　飛行機の機内では「まだ着かんのん？」「あっちは暑いんかの？」と皆さん着陸を今か今かと楽しみにしている様子でした。

　おかし御殿では、紅芋タルト作りの体験をしました。皆さん初めて作る手作りの紅芋タルトに真剣な表情で作業に取り組んでいました。作業中も、もくもくと作業をし、みなさん上手に作られていました。作った紅芋タルトはホテルに持ち帰りおいしくいただきました。

　美ら海水族館では、大きな水槽に何千匹もの魚が泳いでおり、中には美ら海水族館の目玉である、ジンベエザメが優雅に泳いでいるのを目の当たりにし、みんなその大きさに圧倒されていました。普段の日常生活では見る事のできない大きな水槽や海の生き物たちを見ながら楽しいひと時を過ごしました。

　帰りの飛行機では2泊3日での思い出話をしながら帰りました。広島に帰ってくると肌寒く旅行が終わったことを改めて感じ、皆さんどこか名残惜しい様子が見られました。

　利用者さんが高齢になっており、いつまで続けられるかわからないという想いで、企画した2泊3日の沖縄旅行でした。この旅行を通してたくさん見られた利用者さんの笑顔を糧にして、来年まで皆さんが元気で過ごせるよう、たくさんの笑顔で生活できるよう支援していきたいと思いました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西の池学園　支援員　谷川　篤史