2020年9月16日
新しい生活様式の中での余暇活動
4月、外出できないストレスの中、何か心穏やかに過ごす事は出来ないかと
ホームの皆と話し合い、一緒に朝顔やマリーゴールド、ゴーヤやトマトを
植えて育てる事にしました。
「芽が出たよ。」「大きくなったよ。」と変化する様子を喜び、毎日世話をし、
自然と協力する人も増えていき会話も弾みました。
半年が過ぎ、野菜の収穫を終え、ゴーヤチャンプルやサラダにして食べました。
「白いゴーヤは初めて見たね。」「あまり苦くないよ。美味しい。」
「また植えたいね。」と次への意欲も見られました。
毎日気に掛け世話をする事で立派に育つ。収穫する喜びを体験することで、
植物を栽培する中で日々心の成長を感じました。
密集・密接・密閉の3密を避けながら行う余暇活動は
人との距離を計りながらも、心の距離は密に
自然に目を向け、穏やかな時間の中で自然とのふれあいの密を計り
開かれた空間で心が開放できるよう支援に努めたいと思います。
グループホーム職員 井原 洋美