2021年4月12日
久しぶりに世羅町へ外出しました。
桜の季節もいつしか過ぎ、葉桜が美しい新緑の時期となりました。
コロナウイルスがまだ収束しない中ではありますが、西の池学園では利用者の皆さんに楽しく過ごして頂くため、感染症対策をしっかり行った上で、行事や外出を少しづつ再開し始めています。
今回、4名の利用者さんと世羅町へ行くことにしました。市外への外出は約1年半ぶりということもあり、当日まで「花咲いとるかの~。」「よろしくの!」と、とても楽しみにされている様子でした。前もって下見に行き、密にならない場所や時間帯を考慮し安全に楽しんで頂ける外出プランを計画しました。そしていよいよ当日4月12日月曜日にFlower village花夢の里へネモフィラと芝桜を見に行きました。
昼食は、山の景色が一望できる屋外のかしきりスペースでお弁当を食べました。「外で皆と食べるご飯は美味しいね。」と言い、あっという間にぺろりと完食。普段と違う雰囲気の食事を楽しまれる様子に私も嬉しくなりました。
一面を覆う青いネモフィラや、ピンクの芝桜を見て「あっちの花も綺麗じゃの~。」「こっちも見て!見て!可愛い花が咲いとる。」「ここで写真撮ろうや~。」と言われながら、花畑をバックに写真を撮り、たくさん思い出を作りました。
マスク越しでも伝わってくる笑顔に私の方が元気を頂いたように思います。
この一日を通し、感染症対策をしっかりと行うことで制限がある中でも利用者さんに楽しんで頂けることを実感しました。
今後も、感染症対策をしっかり行った上で、よりよい時間を提供できるよう努めていきたいと思います。
西の池学園 支援員 田村 栞