2022年3月14日
得意を支える
グループホームひまわりに入居しているTさんは色鉛筆を使った塗り絵が得意です。毎日コツコツと作品作りに取り組んでいます。夕方の2時間近く集中して作品を作ります。色鉛筆の強弱による濃淡や下絵を見てからイメージを思い浮かべて、色彩豊かで躍動的な作品を作り上げていきます。1か月で20~30作品ほど作成しています。
(Tさん)
恐竜の塗り絵は、時間をかけて制作しました。12色の色鉛筆を最大限活用し、バランスよく配色する事に苦労しました。
Tさんに話を伺いました。
Q:塗り絵について教えて下さい。
Tさん:塗り絵は僕のパートナーです。ぬり絵をしているとストレスがなくなります。いやな事があっても忘れることができます。
Q:今後について教えて下さい。
Tさん:塗り絵専門の画伯になりたいです。皆に絵を見てもらい、有名になって両親に親孝行したいです。
Q:グループホームについて教えて下さい。
Tさん:ホームの他の入居者とは仲良くしています。みんな優しいですし、困っている入居者がいたら助けたいです。
職員も優しいです。誕生日には美味しいケーキを買って来てもらい、食べたのが嬉しかったです。職員は最後まで私の話を聞いてくれます。食事や健康に気を配ってもらってとても助けてもらっています。
Tさんの作品は多機能型事業所あさひの「あさひチョコレート」パッケージや、東広島市主催の「ぐるマルフェスタ2021」にも取り上げられました。これからもTさんの作品をインターネットで紹介し、創作意欲を高める支援をおこないます。そして、得意を支え穏やかで前向きな生活を提供していきます。
GH 上川 博人
下記にTさんの作品を掲載します。