2023年10月13日
チョコレートを通じて地域との繋がりを深めたい
10月2日(月)竹原高等学校商業科3年の生徒さん14名と先生1名をお招きし、あさひ見学会を行いました。
今回、あさひチョコレートの新パッケージを生徒さんにデザインしていただいたことをきっかけに、利用者さんのことやチョコレートへの想いをもっと知って欲しいとの思いから、この行事を開催しました。
あさひ内を見学して頂いたのち動画を視聴、作業の様子やチョコレートの製造過程を学んでいただきました。
カカオの豆むき体験もしていただきました。まずは利用者さんが豆むきをする様子を見ていただき、その後実際に体験していただいたのですが、「チュニブ(胚芽)ってどれ~?」などと言いながら、楽しい雰囲気で皆さん作業しておられました。豆むきを披露した利用者さんも、はじめは緊張されていましたが、作業し終えると満面の笑みを浮かべておられました。
質問タイムでは、10年竹原に住んでいても施設があることを知らなかった人や、施設の存在は知っていても仕事内容については知らないという人が大半でした。また「障害を持っていることについてどう思いますか?」という問いについては、「個性だと思う」「作業をして社会に貢献している」などの前向きな言葉をたくさん聞くこともできました。
今回のあさひ見学会を通して、日常生活において障害のある方とあまり接点のない生徒さんが施設の見学に来られることで、福祉について少しでも考える機会に繋がったのではないかと感じました。日々の支援だけでなく、地域への発信も大切なことだと思います。今後もあさひのことを発信していき、地域との繋がりを大切にしていきたいと思います。
多機能型事業所あさひ 赤木 千佳