一人の男の子が、ダンボールでお家を作ったのをきっかけに、夕凪では、ダンボールを使った、工作が流行っています。誰もが、自由にできるように、プレイルームの一角に、様々な形や大きさの段ボールを準備して置くことにしました。余暇活動の時間に好きに使って作っています。
お家を見て、思いつきました。「トイレを作ろう」と・・・ 真ん中に穴を開けて、ガムテープでしっかりと固定しました。
兄弟で考えながら、座っても壊れない、本格的なトイレが出来上がりました。出来上がりが嬉しくて、「お母さんに見せる」と言って、持ち帰りをしました。
無心に作り始めました。
「何ができるのかな?」と見ていると、なんと、便器でした。蓋までついています。
こちらもトイレ?と思っていたら、お友達が作っていたのを見て作りたかったそうです。
何をつくろうか考えています。
ガムテープが上手く貼れずにいたら、お兄ちゃんが「手伝おうか?」と手伝ってくれて、太鼓の出来上がりです。
大きな太鼓ができると、叩き始め、大好きな神楽の世界に入っていきました。
お友達が、ダンボールで遊んでいるのを見て、したくなりました。 まずは、トンネルくぐり・・・
そして、空気入れを使って、的あてゲーム・・・ 的は、なかなか倒れませんでしたが、とっても、良い笑顔で遊ぶ事ができました。
気分はクリスマス。
長い箱をそりに見立てています。どういう風に作りたいかを、指差しやジェスチャーで教えてくれて、職員と一緒に作りました。
そりの前にはトナカイをつけ、そりの中には、プレゼントも入っています。みんなにプレゼントを渡すことが大好きです。
ATMを作りたいと希望がありました。
イラストを見て、数日かけて、子どもサイズのATMができました。
通帳やタッチパネルも作りました。自分でATMを操作することが夢です。立派な物ができて大満足です。
たかがダンボール、されどダンボールです。 重ねたり、並べたり、切ったり、ガムテープで貼ったりして、思い思いの作品が出来上がりました。子ども達の創造力や発想に驚いています。また工作を通して、達成感や満足感をしっかりと味わって欲しいと思っています。
放課後等デイサービス夕凪 保育士 平石 麗華