かぽのでは、子どもたちの課題やニーズに応じて、ソーシャルスキル・トレーニングを行っています。ソーシャルスキルとは、「人との関係や社会の中で生活していくために必要なスキル」のことです。

具体的には、声の大きさや表情、距離感といった人と関わる際に必要とされるスキルや、自分の感情を表現したり、コントロールしたりするなど自分自身に関するスキルなどがあります。

こちらは、話の聞き方や伝え方の練習をしている子の例です。
まずは目的や内容を具体的に伝えたうえで、職員と一緒に学習します。
その後、職員がお手本を見せたり、実際にやってもらったりしながら、学んだことを実践し、振り返りを行います。
実際の生活の中でも、遊びのルール決めや、友達や職員と話すときに、うまく話を切り出したり、つなげたりできるよう、サポートしています。

子どもたちの特性や年齢、興味関心によっては、遊びやゲームの中から順番やルール、人との距離感を学ぶ場合もあり、一人ひとりに合わせた方法で実施しています。

今後も、友だちとうまく関われるようになったり、自分の気持ちを適切な方法で伝えたりできるようサポートしていきたいと思います。

多機能型療育サポートかぽの　放課後等デイサービス
児童指導員　倉本　康平