2024年3月30日
世話人業務

 西の池学園グループホームは7棟あり、男性23名、女性15名の方が入居されています。年齢は21歳から89歳までと幅広く、入居者支援の幅や質が大きく異なります。
 今回、西の池学園グループホームで入居者の生活に最も身近で支援している、ホームにとって大変重要な役割を担っている世話人業務について一部を紹介します。

 手作りによる毎日の朝食と夕食の提供や、体温・血圧測定と服薬支援などの健康管理、小遣いや支払いなどの金銭管理ほか、通勤・通所先への送り出しや心配事の相談など、入居者と深く関わっています。入居者の年齢幅が広いので、食事の嗜好も量も異なります。若年者向けの献立と熟年者向けの献立を交互に、又は混合させて、温かく美味しい食事提供に取り組んでいます。

 一人暮らしを予定している入居者Aさんは、世話人さんの夕食作りを手伝います。焼き物や煮物、揚げ物に炒め物。世話人さんから料理を勉強しています。併せて居室の掃除の仕方や洗濯物の干し方、お皿の洗い方など家事全般を世話人さんに教えてもらって多くの事が自分で出来るようになりました。

 入居者一人ひとりに寄り添って、それぞれの思いを叶えるべく、何くれとなく奮闘して下さっている世話人さん。いつもありがとうございます。世話人さんと支援員の二人三脚で、入居者の皆さんに満足してもらえるように、これからも取り組んでいきます。

西の池学園グループホーム
支援員   渡辺幸恵