2024年12月19日
令和6年度高屋地区合同事例検討会

令和6年12月13日、高屋地区合同事例検討会が開催され、高屋地区で支援を行っている高齢者を対象とした介護保険の居宅介護支援事業所、高屋地域包括支援センター、障害児・者を対象とした障害福祉サービスの福祉相談支援事業所の支援者25名が参加しました。

 前半は、精神障害者支援センターまほろばの金子所長より「精神疾患がある方との関係づくり」についてお話しいただきました。問題の背景や当事者の思いを理解し信頼関係を築くことの大切さや、家族を支援する際には一人一人の思いを受け止めて代弁できる人がいることが望ましいことなどを学びました。


 後半は、4グループに分かれ、高齢家族と同居する障がいがある方へのアプローチについて事例検討の他、日頃の支援の中で困っていることなどについて、介護保険と障害施策の違いや対応の仕方について意見交換を行いました。

 今回の事例検討会を通じ、支援者がつながりを持ち、当事者一人一人に寄り添った支援をしていくことの大切さに気付くことができました。今後も、このような検討会や日頃の連携を通じて、お互いに学びあい、より良い支援につなげていきたいと思います。

高屋包括支援センター 介護支援専門員 山下 留美