かぽの放課後等デイサービスでは、利用者さんがより快適に過ごせるように、日々の支援の更新をしています。今回は模様替えについてご紹介させてもらいます。

　遊びエリアは、今まで１つの部屋に様々なおもちゃを置いていましたが、組み立て系、おままごと、ボードゲームなど遊びの種類ごとにエリアをわけました。

　遊びの種類ごとにマットや収納棚を使ってエリアを区切ったり、おもちゃを整理することで、こども達は、やりたい遊びを選びやすくなったり、どんな遊び方なのかわかることで興味が広がったように思います。

　スタッフと一緒に勉強したり作業、宿題などを行うエリアは、静かに集中できるように個室に移動しました。遊んでいる音や声が聞こえにくくなり、今までより集中しやすくなっています。

　大きな変更が苦手だったり、場所がかわることが苦手な利用者さんへは、事前にレイアウト図などをつかって、変わる場所やかわらない場所を一緒に確認しました。事前に伝えることで場所が変わったこともスムーズに受け入れてくれました。

　今回のレイアウト変更を考えていく中で、何をする場所なのか、何に注目すればよいのかがわかりづらく困っている利用者さんのため、エリアや境界を明確にし、集中できる環境設定を整えることの大切さを感じました。これからも一人一人に合わせた心地よい環境設定を考えていきたいと思います。

多機能型療育サポート　かぽの　放課後等デイサービス

保育士　篠原　理恵