2025年12月5日
黒瀬特別支援学校高等部第1学年生徒さんが見学に来られました

 教員の樋口先生より「卒業後の進路について考えたい」との依頼があり、11/28(金)、黒瀬特別支援学校高等部第1学年の生徒13名が、平成会宮領拠点事業所の見学に来られました。

 宮領デイセンター、宮領ワークセンター、あおぞらぱん屋さんの3つの事業所を見学されました。まずは宮領デイセンター。利用者さんの1日の様子の写真を見ながら、将来について思いを巡らせる時間となりました。次に宮領ワークセンターへ移動します。作業される様子を真剣に見つめながら、「キャップは何に使うの?」等の質問をされていました。

 最後に、あおぞらぱん屋さんでは、目の前のパンに目を輝かせながら、職員の話を興味深く聞かれていました。また、質疑応答の時間では、「パン屋で働きたいのですが、どうしたらよいですか?」とご質問がありました。まずは毎日元気に学校に通うことの大切さと、今後実習などで体験ができることについて、あおぞらぱん屋の中井店長より回答がありました。

 今回は、午後からも別法人の事業所へ見学の予定があり短い時間での見学会の中、皆さん真剣な表情で事業所を見学されており、充実した時間となったご様子でした。これから、他にも様々な事業所の見学をされることと思いますが、それぞれの強みを活かせる進路先が見つかるよう願っています。また、卒業後に「ここで過ごしたい」と思って頂けるような法人で在るために、今後とも利用者さんとの関わりを大切に、日々の支援と向き合っていきたいと思います。

相談支援センターこだま 相談支援員 赤木千佳