12月18日（木）サンスクエア3階アザレアホールにて、令和7年度相談支援充実強化研修が開催されました。この研修は、東広島市自立支援協議会相談支援事業所連絡会（NETZ東広島）のプログラムの1つで、東広島市から平成会が委託を受け、東広島市の相談員のスキルアップとつながりの強化を目的として実施しています。

　今年度の研修は、東広島市内の相談支援事業所から30名が集まり、昨年度と同様に「日本相談支援専門員協会　顧問」の菊本圭一氏を講師に迎え、「さらに深める東広島版グループスーパービジョン」というテーマでご講演頂きました。グループスーパービジョンとは、支援者が支援方法についてグループのメンバーから助言を頂く中で、気づきや行動変容を得ていく方法を言います。

　今年度、NETZ東広島でも月に1回程度、このグループスーパービジョンを行いながら専門性を高め合ってきており、今回の研修でも講義に加え演習を行い、普段の様子を講師に見てもらいながら、より良くなるようご助言頂きました。

↑講義の様子

↑グループスーパービジョン演習の様子

　今回の研修を通して、自身の相談支援を振り返りながら、言葉をそのまま受け取るのではなく、話を深めながら言葉の裏にある思いを聞き取ることの大切さを改めて感じました。また、他事業所の相談支援専門員との交流の機会にもなりました。これからも日々振り返りや勉強しながら、東広島市を支える一員として、ともにスキルアップに励んでいきたいと思います。

相談支援センターこだま　相談支援員　赤木千佳