2026年2月24日
強みを活かして

担当利用者のAさんは、誤字に気づく方で漢字をよく知っており、漢字検定5級を持っています。一方で、細かい事が気になり、予定が曖昧な場合には何度も確認されたり、自分のルールを作ってしまいトラブルになることもありました。
 ある日、Aさんの居室を訪れた際に国語辞典が置いてあることに気づきました。話を聞くと、「分からないことは自分で調べています」と言われました。実際に辞書を引いてもらうと、非常に速いスピードで調べ、内容を分かりやすく話されました。
 この様子から、Aさんの分からない事を調べる力を支援に活かせないかと考え、困った時の為に「生活の辞書」を作成することにしました。服薬時間や何度も確認される外出の日程などをまとめ、Aさんに手渡しました。            

                                    

後日、服薬の時間を確認した際、最初はご自身の考えを話されていましたが、「辞書を確認してみてください」と伝えると確認し、服薬してほしい時間に気づかれました。
 今後も、利用者さん一人ひとりが持っている強みを最大限に引き出せるような支援を継続して考えていきたいと思います。

                             支援員 山本一成