8月14日(金)午後7時からほのぼの横駐車場にて自治会納涼花火大会を開催しました。新型コロナウィルス感染症の拡大を受け、毎年恒例のふれあいまつりは中止となり、利用者の皆さんお盆の帰省もできない状況でした。その中で自治会役員の利用者さんと職員で、何か楽しめる事ができないかと話し合った結果、自治会役員が中心となり花火大会を開催することになりました。

　花火大会当日、日中はうだるような暑さでしたが、夕食後には涼しい風も吹きはじめました。利用者の皆さんはこだま棟でスイカを食べ「早く花火が見たい」と声が聞こえる中、花火会場へ移動し準備万端。

　手筒花火と打ち上げ花火が点火され、暗闇を照らす輝きが辺りに広がり「ドンドン」と夏空にこ

だまする音が響き渡ると、利用者の方からは驚きの声と笑い声が次々と上がりました。そして最後には、小谷まちづくり協議会主催の打ち上げ花火が西の池学園敷地内から打ち上げられて、花火大会を満喫することができました。

　今年は小谷の盆踊り大会も中止となりその代替企画の打ち上げ花火でした。西の池学園の空に次々と広がる大きな花火は迫力があり、私たちみんなを元気づけているようでした。

　新型コロナウィルスが流行し「当たり前の日常」が奪われ、外出も家族とも会うことが制限されている利用者の方が手を叩きながら楽しんでいる姿を見ると、私は利用者の笑顔のために支援をしていこうと改めて思いました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西の池学園　峠田　和紀