2020年12月11日
相談支援専門員の役割とは?
相談支援専門員という仕事をご存知でしょうか?
相談支援専門員は、障害を抱える方やお子さんが、安心して生活が送れるように福祉サービス等を調整し、希望される生活の実現に向けてサポートを行う、いわばコーディネーター的な役割を担っています。現在、平成会の相談支援センターこだまには5名の相談支援専門員が在籍し、日々の相談業務にあたっています。
12月5日(土)、相談支援の業務に関心がある平成会職員を対象に、「事例を通して~相談支援専門員の役割」と題した研修会を開催しました。
研修会前半は、法制度や相談支援専門員の業務内容の説明、また一人暮らしをされている方の事例を紹介し、支援のポイントやそのプロセス、相談支援専門員として大切にすべき視点について発表と質疑応答を行いました。 後半は相談員より、基幹型の相談支援・コーディネーターの役割と相談支援事業所での相談支援専門員の役割という話題を軸に、参加者の質問を交えながら学びました。参加した職員からは
「相談支援の最前線で頑張りたい欲が強くなった。」
「スケジュール管理と心理面の管理という2つの面で自己管理の重要性を学んだ。」
「今の業務での利用者さんに対する姿勢を見直すことができ、利用者さんやご家族に寄り添う気持ちを忘れずに支援を行っていきたい。」
という感想が聞かれました。
今回の研修を通して、参加職員それぞれが自身の今後のキャリアアップについて再考する機会となりました。今後も、平成会として質の高い相談支援を提供できるよう、後進の育成にも努めていきたいと考えています。
相談支援センターこだま 梶川響子