それぞれの個性を生かして

～「ポケットティッシュケース作り」～

　グループホームでは、定期的にクッキングサークルを開催して、美味しい物作りを楽しんでいますが、今回は、クッキングサークルに代えてポケットティッシュケース作りに挑戦してみました。

　それぞれに好きな色のフェルトを選び縫い始めると、「特別支援学校の時にエプロン作った時を思い出すわ」「楽しい」と言う声や、「これ私に向かない」「失敗したよ」「手伝って」など色々な声が聞こえてきました。

　時間をかけ苦労しながらどうにか形ができ上がると、仕上げにボタンやビーズを自分の好みに飾り付けました。

　途中で諦めて、得意なミサンガ作りに変更した方もいましたが、それぞれの個性を生かした素敵な作品ができ上がりました。

　クッキングサークルより倍の時間はかかりましたが、でき上がった時の笑顔や「今度好きな人に作ってあげたい」「お母さんに写メを送ろう」等と、嬉しそうに2階に駆け上がる姿を見ると、手芸に挑戦して良かったという気持ちで一杯になりました。

　この秋は、皆さんの鞄の中に素敵なテッシュケースが入っていると思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西の池学園グループホーム

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　支援員　　竹橋　真由美