2023年10月2日
ノロウイルス感染症講習会(宮領デイセンター)
先月の9月ですが、ノロウイルス感染症講習会として嘔吐物が出た時の処理の仕方を模擬的に実践しました。またノロウイルスついての講習会も行いました。
この時期に講習会を行ったのは、ノロウイルス流行前という事もあり、新入職員や実体験の少ない職員に改めて感染症の怖さを知ってもう為です。
ノロウイルスは、貝類等ウイルスが多く含まれる食品を十分に加熱せず食べる事で感染のリスクがかなり高くなります。また感染者の嘔吐物、咳やくしゃみ等の飛沫感染、物に付着したウイルスを触り口に入る事で感染してしまいます。
もし嘔吐が発生した場合、その対策として感染を拡大させない為にも適切な処理が必要となります。吐しゃされた嘔吐物は思っている以上に飛沫し拡散します。知っていると知っていないでは感染対策に大きな差が出ます。
防護服を用いた実践の場面では、普段なかなか嘔吐物処理の対応場面に接することがない為、ガウンや手袋等の着脱や処理方法について、職員間で1つひとつ確認し合いながら行いました。
今では当たり前のように行っている手洗いや消毒による感染対策ですが、ノロウイルスもとても怖い感染症なので、定期的に講習会を行いノロウイルスに関する知識の習得、嘔吐物処理の正しい対応の徹底を行っていきたいと思います。
宮領デイセンター 大坂 祐貴