西の池学園では、利用者さん一人ひとりにとって「意味のある活動」を大切にしながら、日々の活動に取り組んでいます。
ほのぼのを利用されているNさんも、その一人です。
ほのぼのでは、Nさんが毎日の中で役割や達成感を感じて頂けるよう、ビーズのブレスレット作りを「おしごと」として取り入れています。
※手順書を活用し納品の準備中の様子

※ビーズ通しから袋に入れる作業まで全てNさんが1人でされてます。
ただ作ることを目的とするのではなく、
「自分が作ったものが誰かの手に渡る」
「自分の取り組みが誰かの役に立つ」
そんな経験につながる生産的な活動にしていきたいと考えていました。
その思いを地域の藤田歯科医院様へお伝えしたところ、院内のガチャガチャの景品として、Nさんが作ったビーズのブレスレットを購入していただけることになりました。
そして今回、Nさん自身が完成したブレスレットを持って、初めての納品へ。

事前に確認していた手順書を活用しながら、ブレスレットを持参し、無事にお渡しすることができました。

藤田歯科医院様では、お忙しい中、先生にも受け取りに出てきていただきました。またスタッフの皆様からも、「無理のないペースで大丈夫ですよ」と何度も温かい言葉をかけていただきました。
Nさんにとって、毎日取り組んでいる「おしごと」が施設の中だけで完結するのではなく、地域の方に必要としていただき、届けるところまで経験できたことは、とても大切な一歩になったと感じています。
また、今ではスケジュールに「おしごと」が入っていない日にも、自ら「おしごと」と伝えられることがあります。Nさんにとって「おしごと」は、楽しみであるとともに、自分の役割を感じ、意欲をもって取り組める大切な活動になってきています。
「作る」「完成させる」「届ける」「誰かに受け取ってもらう」。
一つひとつの経験をつなげながら、これからも定期的に支援を振り返り、チームでNさんにとって意味のある活動を考え、大切にしていきたいと思います。
このたび、温かく受け入れてくださった藤田歯科医院の皆様、本当にありがとうございました。
西の池学園 瀧岡峰花
