2021年5月31日
かなで
梅雨に入り、雨の多い季節になりました。
デイセンターこだまでは、月に一度「かなで」という五感活動を行っています。
「かなで」とは、ミュージックケアという集団で行う音楽療法です。
「かなで」が始まって、今年で10年目になります。
色々な音楽を流し、「鳴子」を鳴らしながら体を使ってダンスをしたり、
「太鼓」を一人づつ順番に叩いたり、
「フラップバルーン」では素敵な音楽に合わせて、大きなスカーフを広げその中にみんなで集まり、職員が四隅を持ちスカーフを上に浮かせたりふわっと下に沈ませたりします。
スカーフの中から見上げているみなさんの目はキラキラ輝いて、普段見られないような表情をされます。
そして、最後は優しい音楽を流し「しゃぼん玉」でクールダウンしていきます。
順番に目の前で吹くと、じっと眺めたり、恥ずかしそうにされたり、ふーっと吹いたりして、それぞれの表現で楽しまれています。
そんな穏やかな時間をみなさんと過ごすと共に音楽を通して情緒の安定を図り、
皆さんが活動に意欲的に取り組んでいけるよう支援していきたいです。
デイセンターこだま 支援員 中崎真希