東広島市社会福祉協議会主催の福祉体験として、9月15日に小谷小学校3年生のみなさんと車椅子体験を行いました。

　車椅子の折り畳みや操作の仕方を説明し、体育館でコーンやマットを使ったコースで車椅子の操作や移動の体験をしました。マットで作った段差を乗り越える際、「難しいね」「怖いなぁ」という声も多く聞こえました。操作のコツを伝えつつ、段差を通る時は「上がります」「下ります」と声をかけると乗っている人も安心することも伝えると、すぐに実践してくれ、車椅子の操作もどんどん上手になっていきました！

　その後は校内のコース体験に移り、玄関やスロープ、手洗い場を周りました。車椅子に乗ったまま手洗いをする際、「洗いにくいね」「どうやったら洗いやすいかな」という声があり、実際に使う人の難しさを感じ、考えながら体験されていました。

　最初は「車椅子に乗るのが楽しみ」という気持ちが強かったようでしたが、体験をしていく中で「困っている人がいたら助けてあげたい」「声をかけてあげたらいいかな」という感想があり、困っている人に対して自分たちは何ができるのかを考えるきっかけになったのではないかと感じました。
　今後もこのような体験を通して地域の方とのつながりを大切にし、みんなで助けあいながらより暮らしやすい地域になるよう、努めていきたいと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西の池学園　支援員　大亀梨花